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【孵化成功】ハラビロカマキリの卵鞘が割れる条件は?25℃の奇跡と初めてのショウジョウバエ捕食

こんにちは

令和2026年5月26日夜の7時ごろ、室内の窓際付近の居間でハラビロカマキリの卵鞘から孵化を確認しました。

孵化は大部分が脱皮をして間もない感じでしたが、無事に生まれました。

孵化から数時間が経過し、正面からカメラをキッと見つめるハラビロカマキリの生まれたて(1齢幼虫)の超拡大マクロ写真。大きな黒い複眼と折りたたまれたカマが鮮明に写っている。
孵化から数時間後のハラビロカマキリの赤ちゃん(1齢幼虫)。体がしっかりと乾き、正面を見据える大きな黒い複眼と、綺麗に折りたたまれた自慢のカマは、すでにちいさなハンターそのものです。

生まれたては、透き通った緑色で綺麗で黒い目が印象的で可愛らしいです。

ハラビロカマキリの孵化成功

飼育ケースの中央にあるハラビロカマキリの卵鞘から孵化した、透き通るような綺麗で薄い緑色をした約80匹の赤ちゃん(1齢幼虫)たちが、ケースの天井や壁、足場の枝にびっしりと張り付いて静止している様子の写真。
卵鞘から一斉に湧き出た約80匹のハラビロカマキリの赤ちゃんたち。生まれたてのみずみずしい緑色の体を輝かせながら、ケースの天井や壁に張り付いて静止しています。この圧倒的な生命の誕生こそ、待ち望んでいた感動の瞬間です。

孵化したては、透き通ったような緑色でケースの天井部分にジッと張り付いて静止していました。

生まれたて(1齢幼虫)

卵鞘の出口

白く残っているのは「前幼虫(ぜんようちゅう)」の脱皮殻の束です。

ハラビロカマキリの卵鞘の出口付近を拡大したマクロ写真。無事に孵化して残された白い前幼虫の脱皮殻の束と、出口の混雑などにより最後の脱皮(殻から脚を抜く段階)で引っかかり、脱皮不全で力尽きてしまった透き通る黄緑色の赤ちゃん(1齢幼虫)の姿。
卵鞘の入り口付近の超拡大。糸の先には無事に旅立っていった兄弟たちの白い脱皮殻(前幼虫の抜け殻)が連なっています。しかし入り口には、怒涛の混雑に巻き込まれ、最後の殻を脱ぎ捨てきれずに脱皮不全で力尽きてしまった子の姿も。自然界の厳しさを物語るリアルな記録です。

これは脱皮に完全に失敗して命を落としたというよりは、「孵化の最終段階で、卵の膜から最後の脚を抜きかけのまま力尽きてしまった子」、あるいは「今まさに、最後の力で膜を脱ぎ捨てようと格闘している最中の子」である可能性が高いです。

カマキリの赤ちゃんは、卵鞘から出てくるときに、ストッキングのような薄い膜(前幼虫の殻)に包まれた状態でニュルッとぶら下がってきます。

そして、そのぶら下がった状態で膜を脱ぎ捨てて、見慣れたカマキリの姿(1齢幼虫)へと「最初の脱皮」を行います。

写真の右下に白く連なって伸びているのが、先に無事旅立っていった兄弟たちの脱皮殻(膜)の束です。

そして入り口に残っている子をよく見ると、小さな黒い目がしっかりと見え、体は透き通った綺麗な黄緑色をしています。

しかし、お尻や後ろ脚の先端あたりが、まだ卵鞘の出口の白い膜に引っかかっているような状態に見えます。

なぜここで止まってしまったのか?

数多くの兄弟たちが一斉に同じ出口から怒涛の勢いで溢れ出てきたため、最後に近かったこの子は「出口の混雑に巻き込まれて、うまく体を揺らすスペースが足りなかった」、あるいは「先に抜けた兄弟たちの殻が絡まってしまい、引っかかってしまった」という、自然界でどうしても数パーセントの確率で起きてしまうアクシデントに遭ったのだと思われます。

この姿勢のまま全く動かなくなってしまっている場合は、残念ながらここで力尽きてしまった(脱皮不全の)状態です。


孵化した温度

ハラビロカマキリの孵化が完了した夜7時28分頃の室内環境を示す写真。手前の温度計が25℃、湿度計が70%を指しており、背景の透明な飼育ケース内には孵化した多くの赤ちゃんカマキリたちが静止している。
孵化完了直後(夜7時28分頃)のリアルな飼育環境データ。室温は25℃、湿度は70%前後をキープしています。夕方の多めの霧吹きと、この「25℃・70%」という絶妙な生暖かい湿気こそが、命のスイッチを入れた決定的な条件となりました。

夜の7時28分頃の室内気温25℃ほど、湿度が70%でした。

夕方の4時頃にいつもより霧吹きで水を多めに吹きかけてあげました。その霧吹きの水は前日から置いてあった常温の水でした。

その時の気温も25℃ほどで湿度も70%近くあって少し蒸し暑さを感じていました。

80匹ほどの孵化でしたので、1時間か1時間半ぐらいだったのだと思われます。

あくまでも推測ですが夕方の5時半から6時半、7時ぐらいまでの時間だったのだと思います。

窓際の安定した温度

4月1日ごろから、窓際から1.5メートルほど離れた居間に置いていました。

そして4月のまだ朝夜が寒い時期は、1時間ほどですが朝だけヒーターが点いている居間の窓際に近い場所でしたので昼間も安定して温度の低下はなく越すことができた卵鞘です。


プラカップの中は?

ハラビロカマキリの赤ちゃん(1齢幼虫)を個別飼育するための透明なプラカップの写真。カップの底からフタまで黒い鉢底ネットが足場として張られており、フタには無数の空気穴が空けられ、ネットの最上部に幼虫が1匹静止している。
共食いを防ぐためのプラカップ単独飼育セット。フタには無数の空気穴を空け、底から天井まで黒いネットを張ることで、カマキリが最も落ち着く「天井にぶら下がれる足場」を用意しました。これで脱皮の失敗リスクも大幅に減らすことができます。

プラカップのフタに空気穴を無数に開けて、網を天井まで足場にしてカマキリを落ち着かせてあげました。

共食いを防ぐ

個別飼育用の透明なプラカップの中で、生まれたてのハラビロカマキリの赤ちゃん(1齢幼虫)が、天井部分(フタの裏)に逆さまにしっかりと掴まりながらショウジョウバエを捕食している様子の写真。
プラカップの天井にしっかりと掴まり、逆さまの体勢で初めてのご飯(ショウジョウバエ)を夢中で食べるハラビロカマキリ。カマキリはぶら下がった状態が最も落ち着くため、この足場作りが安心の食事タイムに繋がっています。

お腹が減ると共食いの危険が出てきますので、1匹だけ入れるのが良いと思います。

初めての狩り

透明なプラスチックカップの縁に立ち、捕獲したショウジョウバエを前脚(カマ)で抱えて食べている、孵化直後の小さなハラビロカマキリの幼虫のクローズアップ写真。
孵化翌日の昼、プラスチックカップの端で生まれて初めてのショウジョウバエを捕食するハラビロカマキリの赤ちゃん。

ショウジョウバエを1匹から2匹だけ入れてやりました。自然界のようにエサが無数に目の前にない状態で、少なく入れてあげました。

待ち伏せして、近くに来るまでジッとしながら自慢のカマをグルーミングしたりして近くを通る獲物を見て体を揺らしながらカマで捕獲する瞬間が見られました。

捕獲に失敗することもありましたが、上手に捕獲して直ぐに口へとむしゃむしゃ美味しそうに食べました。


まとめ

昨年、産卵したハラビロカマキリの卵鞘。

大事に見守ってきましたが、なかなか5月になっても孵化しなかったのですが窓際の卵鞘から無事に孵化したときは喜びに溢れて感動の一言につきました。

乾燥や湿度や、交尾未確認などを乗り越えて生まれた命。

約80匹ほどの、ハラビロカマキリの子供たち。

まずは、ありがとう。

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