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生存率1%の奇跡!1匹だけ生き残ったジョロウグモの赤ちゃん初めての捕食

こんにちは。

このジョロウグモの赤ちゃんは、令和2026年5月16日の数日前に孵化して1か月あまり経って生き残った1匹です。

20匹ほどでしたが、なかなかエサも捕獲出来ず食べられず共食いもしていないようで、霧吹きでの水分補給だけで上手く生き残るには至難の業でした。

金網の上で、孵化から約1ヶ月が経過した小さなジョロウグモの幼生が、自分と同等サイズのキイロショウジョウバエをしっかりと捕食しているマクロ写真
【初めての捕食成功】 生き残った1匹のジョロウグモの赤ちゃん。孵化から約1ヶ月、ピンセットで少し弱らせたキイロショウジョウバエを目の前に置くと、見事に抑え込み、初めての生き餌捕食に成功しました!

プラカップの中で糸を張っても、糸が弱くキイロショウジョウバエが暴れて糸が切れるしアブラムシを入れても怖がって逃げる始末でした。

しかし、地べたでショウジョウバエをピンセットで挟んで弱らせて目の前に強引に置いてあげると食べ始めたではありませんか。

令和2026年5月16日の数日前に孵化については👉

ジョロウグモの赤ちゃんが孵化!お腹のオレンジ色に隠された秘密とオスメスの見分け方


ジョロウグモの赤ちゃん

金網の上で獲物を捕食している小さなジョロウグモの幼生と、その大きさを比較するために添えられた定規のマクロ写真。クモの体長が2mm弱であることが分かる。
【驚きのサイズ感】 上部に定規を添えてみると、ジョロウグモの赤ちゃんの大きさはなんと2ミリ弱!この極小サイズでありながら、自分と同じくらいのハエをがっしりと捕食しています。

わずか、2ミリほどの大きさでしてそれ以下のエサを自然界で捕獲して生き残るのは地獄に身を投じるほどの困難が待ち受けているのを知りました。

生き残った1匹は「何を食べていた」のか?

1ヶ月間、ほとんど成長せずに1匹だけが生き残れた理由は2つ考えられます。

水分補給

毎日お水を与えていたことが、間違いなくこの子の命を繋ぎました。クモは絶食には比較的強いですが、乾燥には極めて弱いです。水分があったからこそ、代謝を極限まで落として生き延びることができました。

わずかな共食い

力尽きて動かなくなった兄弟の体液を、夜間などにわずかに吸って生き延びた可能性(スカベンジング行為)があります。成長していないのは、それだけの最低限のエネルギーしか補給できなかったためだと思われます。


透明なプラカップに差し込まれた細長い金網のアーチと、その金網に糸を張って静止している極小のジョロウグモの赤ちゃんの飼育環境全体写真
【マイホームと小さな主役】 透明なプラカップに金網をアーチ状に差し込んだ飼育環境です。金網のてっぺんあたりに糸を張って静止しているのですが……どこにいるか分かりますか?目を凝らさないと見失いそうなほどの小ささです。

初めてのエサを食べて、少し元気になったのか糸を張ってその上に落ち着いていました。


曲げられた金網から引かれた見えない糸にぶら下がり、空中に浮かぶように静止しているジョロウグモの赤ちゃんのアップのマクロ写真
【空間に佇む小さなハンター】 金網のアーチから糸を引き、空中に浮かぶようにしてじっと静止しています。アップで見ると、まだ小さな体ながらも、ジョロウグモらしい独特のフォルムやお腹の模様が少しずつはっきりしてきているのが分かりますね。

とにかく小さすぎて、生き残るのは大変です。

これでも、何かが糸に引っかかってエサになるものを待っているのでしょう。

でも、これでは糸が細すぎて切れるのは目に見えています。


曲げられた金網の下で、今にも切れそうなほど細く脆いクモの糸を張り、そのかすかな足場に掴まって静止しているジョロウグモの赤ちゃんの拡大写真
【今にも切れそうな、命の足場】 金網の下をよーく見ると、白くかすかに写る、細くて脆い糸が見えるでしょうか。触れれば壊れてしまいそうなほど弱々しい糸ですが、これが今の彼にとっての精一杯の足場。自然界で生き残ることの過酷さと、健気な生命力を感じずにはいられません。

力関係の圧倒的な壁

自然界では、生きて激しく暴れる虫しかいません。お気づきの通り、自分と同じ体格の獲物を自力で抑え込む力は、今のこの小さな赤ちゃんクモには「0%に近い」のが現実です。

外の卵鞘からこれから生まれてくる赤ちゃんたちも、そのうちの99%以上が大人になれずに消えていく運命にあります。だからこそ、クモは一度に数百個もの卵を産むのですね。


まとめ

ケースの中で孵化したジョロウグモの赤ちゃんたちでしたが、プラカップの中で20匹ほどいた中で生き残ったのは1匹だけでした。

エサを与えてもなかなか捕れず、怯えてばかりで糸も弱々しくすぐに切れてしまいます。

これでは、自然界ではすぐに捕食されるかエサも捕れません。

捕食する生き物も数知れないほど、待ち受けています。そして、小さく弱々しくて風で吹き飛ぶような命です。

それでも、外の世界では困難に立ち向かい生き残りをかけた地獄の中へと身を投じている者たちがいます。

もう少し、この1匹の小さい命を見守ろうと思います。

ここまで、読んでくださってありがとうございます。

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