こんにちは
飼育しているハラビロカマキリのことについて、ハラビロカマキリの生態はどんなカマキリなんだろう。
と疑問に思いました。
ハラビロカマキリのことについて、調べてみました。
ハラビロカマキリの姿

サイズは
体長はオスが5cm〜6.5cmメスが6cm〜7cmほど。
羽の色は
羽(前翅)の側面に、左右それぞれ1つずつ、くっきりとした「白い点(白斑)」があります。
これが他のカマキリと一目で見分ける最大のポイントです。

どんなカマなの
獲物を捕らえるカマの「二の腕」にあたる部分に黄色いトゲトゲ(突起)が、3〜6個ほど並んでいます。

体の色は
ほとんどの個体が鮮やかな緑色ですが、稀に茶色(褐色型)の個体も存在します。
性格は
ハラビロカマキリは自分とさほど変わらないサイズの獲物に対しても、躊躇なく一歩前に踏み出してカマを繰り出す強気さを持っています。
カマを胸元に深く構えて「いつでもやってやるぞ」とファイティングポーズをとる個体が非常に多いです。
ハラビロカマキリは「がっしり型」の体型をしており、カマを締め付ける腕力も体格のわりにとても強力です。
幼体のころの姿は?

これは、脱皮をすでに3回(孵化直後は含まない)した(4齢期)幼体でハラビロカマキリの幼体のころの特徴は
お尻がピンッと反り返っているのが特徴です。
最初の孵化で、カマキリの姿で静止している状態からお尻が反り返っていました。
どんな場所にいるの

地面や草むらよりも、庭木、果樹、林の周囲といった「木の上」を好む傾向が非常に強いです。
そのため、葉っぱに擬態しやすい鮮やかな緑色をしている個体が多くなっています。
生息地域は
主に日本の本州(関東地方以西)、四国、九州、対馬、沖縄(主に本島周辺)に広く生息しています。
海外では、台湾、中国、東南アジアといった温暖な地域にも分布しています。
なにを食べているの
主な獲物(木の上で見つかる昆虫たち)
セミの仲間
成虫のハラビロカマキリは、自分と同じくらいか、それ以上に大きなアブラゼミ、ミンミンゼミ、ニイニイゼミなどを果敢に襲います。
カメムシの仲間
樹木や果樹の汁を吸いに集まるカメムシ類(クサギカメムシやアオクサカメムシなど)もよく捕食します。
カメムシが放つ強烈な、匂いは臭くないのかな。
我が家の家庭菜園ピーマンの苗にハラビロカマキリの幼体がいたことがありました。
ハエ、アブ、ハチの仲間
ハエ類、アブ、アシナガバチなども器用にカマで空中キャッチします。
蛾(ガ)やその幼虫(イモムシ・毛虫)
夜間に活動するガの成虫、イモムシやケムシなども大好物です。
その他の小さな昆虫(特に幼虫期)
まだ体が小さい春〜夏の幼虫期は、葉の裏に密集しているアブラムシや、小さなアリ、ハエ、ウンカ、ヨコバイなどを熱心に捕まえて食べています。
オジサンが孵化させた幼体には、ネットで購入したキイロショウジョウバエを食べさせていました。
どんな卵なの?
メスが秋に生む卵鞘(らんしょう)は、ふっくらとした肉厚な楕円形(あるいは四角形に近い塊)で、樹皮や細い枝、時には建物の壁などにしっかりと貼り付けられます。
ハラビロカマキリの卵鞘(生みたて)
生みたて
出来上がった卵鞘は光の加減で白金色に輝き、とても美しい仕上がりでした。

時間が経てば、下の写真のような茶色に変わります。
ハラビロカマキリの卵鞘

日数をおいて、複数個産卵しますが栄養状態などで個数が変わります。
最初の孵化は?
孵化直後は、卵鞘の中からウニウニ芋虫のように這い出てきます。
ヌルヌルの糸を引く、粘液をまとって下の方にぶら下がって行きます。
この段階では、前幼虫(ぜんようちゅう)と言います。
前幼虫(ぜんようちゅう)の写真

生まれたては、カマキリの姿ではないので驚きました。
最初の皮を脱ぎ捨てる

頭からぶら下がって、皮を脱ぎ捨て何故か上に行きます。
小さいながら、足が速いです。
最初の孵化後の姿
目が大きく黒くて宇宙人のような顔で愛嬌があります。
前幼虫(ぜんようちゅう)、皮から這い出てカマキリの姿へ!
ここから、1齢期に入りました。

孵化の時期は
ハラビロカマキリの孵化(ふか)の時期は、地域やその年の気候によって多少前後しますが、一般的には5月上旬から6月上旬頃です。
初夏の季節に一斉に生まれ出ます。
ちなみに、オジサンが室内で管理していたハラビロカマキリ卵鞘は、5月の下旬に孵化しました。
👉【孵化成功】ハラビロカマキリの卵鞘が割れる条件は?25℃の奇跡と初めてのショウジョウバエ捕食
どれぐらい生きるの
ハラビロカマキリは、5月頃に孵化してから約5ヶ月〜半年(150日〜180日ほど)の寿命を生きます。
カマキリの仲間は冬を越すことができない「1年虫」であるため、孵化してから成虫になり、卵を残して寿命を迎えるまでは1年以内に完結します。
孵化から成虫になるまでの期間は
ハラビロカマキリが孵化してから成虫(羽化)になるまでの期間は、およそ2ヶ月半〜3ヶ月(約75日〜90日間)です。
脱皮の回数?
成虫になるまでに合計で7回ほど脱皮するのが一般的です。
下の写真は、5回脱皮(孵化直後を含まず)6齢期に入りました。

カマキリは「不完全変態」の昆虫なので、サナギにはならず、脱皮するたびに少しずつ大きくなっていきます。
脱皮の時間は
脱皮に、かかる時間は皮を脱ぎ終わるのは約15分から20分ほどで大体脱ぎ終わるのですが、その後に15分から20分かけてゆっくりと後ろ足とカマを動かして足場を掴んで本来のカマキリのフォームに戻ります。
綺麗な緑色の、少し透明な体が神秘的な感じです。
その後は、ジッと静止して柔らかい体が固まって行くのを待ちます。
6齢期に、背中に小さな羽の芽

6齢期になると、背中に小さな羽が見え始めます。
ハラビロカマキリのメス(成虫)
ハラビロカマキリのメス・成虫の姿

立派な羽も生えそろって、ハラビロカマキリ特有の羽の真ん中両方に白い斑点があります。
孵化から、10日目の深夜に脱皮はこちら
👉【ハラビロカマキリ脱皮】1齢から2齢へ!前日の予兆行動と深夜3時の感動記録
オスとメスの違い
メス(♀)
お腹が横に大きく大きく膨らんでいて、非常に肉厚でずんぐりしています。体長は60〜70mmほどですが、横幅があるため数字以上に大きく見えます。

オス(♂)
オスのお腹の節は、8つほどです。
メスに比べて全体的に細身でスマートです。体長も50〜65mmほどと一回り小さく、お腹も平らでシュッとしています。
幼虫のときでも見分けられる?
終齢幼虫(成虫になる一歩手前)くらいまで育つと、まだ羽が小さくても「お腹の裏側の節の数(メス6枚・オス8枚)」で見分けることが可能です。
体が小さいうちは、見分けがつかないのと小さい体を触るのは慎重にしなければならないので大変です。
結構、脚が速くてすばしっこいので逃げられて見失わないようにしてください。
まとめ
ハラビロカマキリとは、どんな昆虫でどんな特徴なんだろう?という疑問を抱き観察したことを記事にしてみました。
ハラビロカマキリについて読んでくださってありがとうございます。