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【ハラビロカマキリ脱皮】1齢から2齢へ!前日の予兆行動と深夜3時の感動記録

こんにちは

ハラビロカマキリの孵化から、10日目の深夜3時ごろに脱皮が始まりました。

卵から出る(前幼虫) ➔ その場で皮を脱ぐ ➔ いまココ:1齢幼虫(1齢期)

脱皮前日(6月4日の午後2時過ぎ)のハラビロカマキリの1齢幼虫のマクロ写真。黒い鉢底ネットの足場に逆さまに掴まっており、翌朝3時過ぎの脱皮を控えてエサ(キイロショウジョウバエ)を見向きもしない拒食状態の姿。お腹がパンパンに膨らんでいる。
脱皮前日(6月4日午後2時過ぎ)の1齢幼虫。朝にキイロショウジョウバエを2匹与えるも見向きもしません。お腹をよく見ると、はち切れんばかりにパンパン。この翌朝3時過ぎに命がけの脱皮が始まるとは、まさに嵐の前の静けさです。

これは、脱皮前日の午後2時ごろの姿だよ。

脱皮の前兆は?

脱皮が近づいてくると、動きが止まります。そして体の表面の皮にシワが目立ってふやけた感じで、非常に見えづらいですがカマの方の皮が剥けて背中側の首の辺りから盛り上がって新しい体がにゅっと出てきます。

1齢から2齢、2齢から3齢、5齢から6齢になる前の脱皮予兆の様子。

体は内部が濡れ光ったように、内部の圧力が高まりお腹がドクンドクンと動き呼吸をして脱皮の準備をしているのが分かります。


エサを食べない

脱皮の1日前から、エサを食べなくなりました。

キイロショウジョウバエを朝2匹与えましたが、見向きもせず食べる様子が見受けられません。

目の前に、持っていってもカマで払いのけます。後ろに構えて嫌がります。


あまり動かない

このころは、お尻を上下に動かしたり体を揺すったり、たまに一瞬ですがビクッと痙攣するような動きがあったりです。


からだ表面がシワ?

体の色も少し薄くなって、皮が濡れ光った水っぽい、皮膚から浮いた感じになっています。

脱皮が近づくと皮膚にシワが目立ってくるよ

体が小さい幼体は、分かりにくいことがあります。


5齢期のハラビロカマキリ

脱皮直前のハラビロカマキリ(メス)の様子。古い外皮が浮き上がり腹部にシワが見られる
逆さ吊りになってじっと脱皮の時を待つハラビロカマキリのメス。皮が少し浮いて表面に微妙なシワが寄り、いよいよ脱皮が始まる直前の独特な雰囲気が漂います。

脱皮前の様子で、皮が皮膚から浮いた感じになってシワが目立ってきています。


ハラビロカマキリの脱皮

6月5日の午前3時過ぎ、プラカップ内の黒いネットに掴まり脱皮を始めたハラビロカマキリの1齢幼虫のマクロ写真。背中の肩から胴の真ん中にかけて古い皮が一直線に裂け、中から鮮やかな黄緑色の新しい体が盛り上がって出てくる瞬間。
6月5日午前3時過ぎ、ついに運命の脱皮が始動。背中の肩あたりが大きく盛り上がったかと思うと、胴の真ん中にかけて一直線に美しく裂け、中から透き通るような新緑色の新しい体が力強く溢れ出してきました。まさに命がけの瞬間です。

背中側の肩の方から、胴に沿って真ん中から一直線に縦に綺麗に裂けて新しい体が見えてきました。


ハラビロカマキリ1齢期から2齢期へ【脱皮動画】

小さな体での脱皮成功だよ

飼育下のハラビロカマキリの幼体が網に逆さにぶら下がり1齢期から2齢期への脱皮をする様子。

前兆から突然にはじまるのでビックリしました

ネットにぶら下がりながら脱皮するハラビロカマキリの幼虫。背中からお尻にかけて皮が裂け、頭部や触角、下を向いた前脚(カマ)が抜け出し始めているマクロ写真。
背中からお尻まで綺麗に一直線に裂けた古い殻。自慢のカマを下に下げ、スルスルと器用に引き抜いていくハラビロカマキリの1齢幼虫。触角も顔を覗かせ、次のステージへのカウントダウンが始まります。

お尻の方まで綺麗に一直線に裂けて、頭の触覚が少し見えてきました。

自慢のカマを下に下げて、皮が脱ぎやすいようにしてスルスルとカマを引き抜いていきました。


脱皮の後半ステージで、細い中脚・後脚を古い殻から完全に抜き、内側に曲げていた首を起こしながら触角をグッと引き抜こうとするハラビロカマキリの幼虫のマクロ写真。
無事にすべての脚が抜け切った瞬間。内側に曲げていた首をぐっと起こし、最後の難関である触角を力強く引き抜こうとするハラビロカマキリ。一連のダイナミックな身のこなしに目を奪われます。

足を抜いて、内側に曲げていた首を起こして触覚をグッと引っ張る様子がわかりますか。


脱皮の最終段階で、古い殻からデリケートな触角を折らないように少しずつ頭の方向へゆっくりと動かし、慎重に引き抜いていくハラビロカマキリの幼虫のマクロ写真。
最もデリケートな触角の引き抜きへ。ちぎれないよう、頭の方向へと少しずつ、驚くほどゆっくりと動かしていきます。ハラビロカマキリの細心の注意と慎重さが伝わってくる、息をのむような瞬間です。

触覚を少しずつ、頭の方向にゆっくりと動かしていきました。


2齢幼虫(2齢期)の始まり

脱皮に成功したハラビロカマキリ。折りたたまれていたカマ(前脚)をゆっくりと広げ、関節の動きを確かめるように網にかけていくマクロ写真。お尻から外れかかった古い抜け殻が、そのドラマチックな成功を物語っている。
無事脱皮成功!殻から抜け出したハラビロカマキリは、折りたたまれていた自慢のカマを、関節の動きを確かめるようにゆっくりと、網のほうへとかけていきました。

折りたたまれたカマを、少しずつゆっくりと関節の稼働を確かめるように網の方にかけていきました。

脱皮した皮が、お尻にくっついてきましたがポロッとはずれて無事脱皮成功しました。


3日ほど経った姿です。

1齢幼虫(1齢期)からすると、まだ小さいです。

だいぶカマキリらしい姿です

1齢期から脱皮して2齢期になり3日ほど経過したハラビロカマキリの幼虫。お腹の色が鮮やかな黄緑色に変化し、お尻をピンと上へ反り返らせる独特のポーズで網にとまっているマクロ写真。
脱皮して2齢期になってから3日あまり。驚いたことに、1齢期のときにあれほど細かったお腹が、ハラビロカマキリらしい鮮やかな黄緑色へと劇的に変化しました!お尻をピンと上に反り返らせるお馴染みのポーズもバッチリ決まり、これぞハラビロカマキリという姿を見せてくれています。

そのつぎは?(成長の数え方)

カマキリはここからエサを食べて大きくなるたびに、脱皮を繰り返して数字が増えていきます。

最初の孵化のときに、卵からニョキニョキ出てきます。

この時を前幼虫(ぜんようちゅう)と言うんだ

前幼虫は、卵鞘の出口から糸を引いてぶら下がると、すぐにその場で最初の脱皮を始めます。

この薄い皮を脱ぎ捨てて、おなじみのカマや長い脚をシャキッと伸ばした瞬間に、初めて「1齢幼虫(いちれいようちゅう)」、または「1齢期(いちれいき)」になります。

成虫までのステップと期間の目安

段階(令期)期間の目安特徴と変化の様子
1齢(孵化直後)約10〜14日間アリと同じくらいのサイズ。アブラムシなどを食べます。
2齢約10〜14日間少しカマキリらしさが出てきます。
3齢約10〜14日間体もしっかりし、自分サイズのバッタも狩れる頼もしさが出てきます。
4齢〜5齢各10〜14日間食べる量が爆発的に増え、体つきがどんどんガッシリしてきます。
6齢(亜終齢)約14日間背中に「羽の芽(翅芽)」が小さく見え始めます。
7齢(終齢)約14〜18日間成虫の一歩手前。羽の芽が大きく膨らみ、お腹も一回り大きくなります。
羽化(成虫へ)孵化から約80日前後最後の脱皮。背中から美しい大きな羽が現れます。

※期間は、その時の気温や餌を食べる量(栄養状態)によって前後します。暖かく、餌が豊富にある環境ほど脱皮のピッチは早くなります。

このように、脱皮をするたびに「2齢 → 3齢 → 4齢……」と数字が上がっていきます。

ハラビロカマキリのゴールは「7齢〜8齢」です。


ハラビロカマキリの脱皮殻

最初の1回目の脱皮から、成虫までの脱皮殻を並べた写真です。


背中側

皮を脱ぐのは命がけです。

ハラビロカマキリ(メス)の1齢から7齢(成虫)までの脱皮殻が順に並べられた成長記録画像。各齢数と脱皮回数、6齢の翅の芽などの特徴がイラスト付きで分かりやすく解説されている
孵化直後の1齢から成虫(7齢)までの脱皮殻の比較。計6回の脱皮を経て、身体の大きさや6齢で見られる「翅の芽」など、成虫へ向けて成長していく様子が分かります。

お腹側

綺麗に脱げたんだよ

ハラビロカマキリ(メス)の1齢から6齢までの脱皮殻が、お腹側(腹面)を上にして左から右へサイズ順に並べられた写真。左上のテキストは「ハラビロカマキリのメス お腹側 脱皮殻(だっぴがら)」。一番左が最も小さく、右に行くにつれてカマ(前脚)や歩脚、腹部が大きく成長している様子がわかる。
ハラビロカマキリ(メス)の全脱皮殻をお腹側(腹面)から並べた様子。背中側(前画像)と同様、計6回の脱皮殻があり、左から右へ順に成長しています。お腹側から見ることで、脚の付け根や腹部の節の構造が、成長とともにどのように変化していくかがよく観察できます。

羽化成功・成虫へ

背中の上の翅に白い丸い模様が2つ左右にあります

黒い背景の上で、左に鮮やかな緑色の羽化したばかりのハラビロカマキリ(メス)の成虫、右にその直前の最後の脱皮殻(羽化殻)が並べられた写真。成虫は翅(はね)が伸びきっており、脱皮殻は脚や頭部の形を保っている。
羽化直後のハラビロカマキリ(メス)の成虫(左)と、その最後の脱皮殻(右)。透明で抜け殻となった殻と、そこから出てきた鮮やかな緑色の成虫の姿が対比されています。成虫の翅が完全に伸びきっているのが分かります。

まとめ

ハラビロカマキリの孵化から、最初の脱皮を始めて観察しました。

卵から出てきて(前幼虫) その場で皮を脱ぎます。

そして 1齢幼虫(1齢期) を10日ほど生きて、 次の脱皮をして 2齢幼虫(2齢期)のスタートにはいりました。

カマキリの種類によって大人になるまでの脱皮の回数は決まっており、ハラビロカマキリの場合は、だいたい7回〜8回目の脱皮で最終形態である「成虫(羽がある大人の姿)」になります。

カマキリに限らず、生き物の脱皮は命がけだと言います。

生命の不思議を体験できる素晴らしい時間でした。

ここまで、読んでくださってありがとうございます。

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