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「ジョロウグモの卵のうは環境で変わる?糸の張り方・色・量を3例で比較【飼育下/シャッター上/屋根下】」

こんにちは。

11月の28日に捕獲したジョロウグモのメスを飼育していたのですが、ケースの中で産卵しました。

その間、エサを与えたのですが食べなくて水しか飲みませんでした。

ここ数日前に産んだと思われます。
ほぼ、1か月近くですが残された体力を使っての産卵だろうと思います。

飼育下の黒いメッシュに産み付けられたジョロウグモの卵のうを、捕獲後ほぼ絶食のメスがそばで守っている様子(12月25日撮影)
捕獲から約1か月、ほぼ水だけで過ごしたジョロウグモのメスが数日前に産卵。白い卵のうのすぐ脇で動かず、力を振り絞るように見守り続けていました(2025/12/25)。

卵のうの側から、ジッと静止して離れることはありませんでした。


環境・栄養状態・糸の張り方

環境や、栄養状態などで糸の張り方や色などが微妙に違っています。

卵のうを守るための糸の量も違っています。

飼育下での卵のう状態

捕獲から1か月近くで産卵した飼育下の卵のうです。

  • 卵のうがうっすらと見える
  • 糸の張り方が薄い
  • 黄色い糸が確認できない(時間経過で変わる?)
  • ゴミなどがないので綺麗

飼育下ですので、外の卵のうと違って親グモがゴミなどを付着させていません。

体力や栄養状態でも、糸の量なども変わってくると思われます。

飼育下でジョロウグモが黒いメッシュ面に産み付けた卵のう。白い糸が薄く重なり、内部がうっすら見える状態
飼育下で産卵したジョロウグモの卵のう。白い糸の層が薄く、中心部が透けて見えるのが分かります(2025/12/25撮影)。

外のシャッター上

この卵のうは、外のシャッター上に産卵したものです。

その横にジョロウグモの巣がありましたが、すでに親はいませんでした。

これは、12月6日撮影のものです。

  • 飼育下と糸の張り方が非常に似ている
  • 糸が白いのが多い
  • ほぼ、黄色い糸が見受けられない
  • ゴミを付着させている

ここは、朝は太陽の光が当たる場所です。

比較的、暖かくなるのですが上の部分の出っ張りで、直射日光を防いでいます。

糸の量が非常に薄くて卵のうが、良く見えています。

シャッター上部の隙間に産み付けられたジョロウグモの卵のう。薄い白い糸で包まれ、周囲の網とともにぶら下がっている様子(12月6日撮影)
シャッター上部に作られたジョロウグモの卵のう(2025/12/6)。糸の層が薄めで卵のうが見えやすく、周囲の網にゴミが絡んで屋外らしい質感になっていました。

自宅裏の屋根の下、天井部分の卵のう

これは、12月6日撮影の卵のうです。

親ぐもはまだこの時は張った網の上にいました。
この卵のうは結構、大きいサイズみたいですね。

  • 糸の張り方が滑らか
  • 黄色い糸が見える
  • 糸の量が多い
  • ゴミを付着させている

栄養状態が良くて、産卵した時期が秋の終わりごろでも暖かくて親グモの栄養状態も良かったと思われます。

糸の厚さもしっかりしていました。

天井の隅に貼り付いた、茶色と黄色の分厚い糸の塊状のクモの卵嚢。【2025/12月6日撮影】ジョロウグモの卵のうと推定される。
天井の雨受けの下に密着して貼り付けられたジョロウグモの卵のう。【12月6日撮影】周囲には金色の糸の痕跡が見えます。

いろんな環境や場所、気温など親グモの栄養状態や、その時の親の判断などが影響し
て糸の張り方や量や糸の色も違ってくるのが観察できました。

こちらは、お尻から糸が出る様子を紹介しています。


まとめ

今回は、ジョロウグモの卵のうが環境や栄養状態などで糸の張り方や糸の量、色、
ゴミの付着などほんの少しだけ分かりました。

親グモのその時の状態で判断することもあると思います。

親グモは、飲まず食わずで静止しながら力尽きるまで卵のうを守っています。

ここまで、読んでくださってありがとうございます。

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