広告

「カマキリは鼻で息をしない!気門から呼吸する仕組みを徹底観察」

こんにちは。

カマキリの胸側、お腹側や側面などを観察すると小さい無数の穴を見つけることができます。

気門とは?=「昆虫の体側にある呼吸用の小さな穴で、空気を気管に送り込む器官」

昆虫が呼吸をする穴だそうです。

『MOVE FORWARD』あたりまえの日常を、感動に。「MOVE.eBike」

ちょうせんカマキリ・オスの気門

"チョウセンカマキリのオスの正面姿と気門観察の個体 | Male Hierodula patellifera mantis observed for spiracle study"
チョウセンカマキリのオス。鋭い視線と整った顔立ちが印象的な、気門観察のモデル個体です。

ちょうせんカマキリのオスらしく、凛々しい顔でこちらを見ています。

イケメンですね。


前胸の気門

"チョウセンカマキリの胸側にある2つの気門のマクロ写真 | Close-up of two spiracles on the thorax of a Korean mantis"
胸の両側にある2つの気門。ここから空気を取り込み、体内の気管へと送っています。

これは、胸側の写真です。

2つの穴が開いています。ここで空気を取り入れているのでしょうか。

カマキリの呼吸の仕組み

昆虫は私たち人間のように口で呼吸をするのではなく、体の側面にあるこれらの穴を使って、

ガス(酸素)交換を行います。

気門

空気の出入り口。開閉して水分が逃げるのを防ぐこともあります。


胸部気門

"チョウセンカマキリの首と腹部の間にある気門の位置 | Spiracle positions between neck and abdomen of Hierodula patellifera"
首の付け根とお腹の間にある小さな穴。呼吸のたびにドクンドクンと動く様子が観察できました。

長い首と、下のお腹、翅をつなぐところに左右に、ドクンドクンと動いている器官があります。

なぜ気門が「ドクンドクン」と動くのか?

カマキリなどの昆虫は、ただ穴が開いているだけでなく、

気門を閉じたり開けたりしているんだ。

開閉の理由

常に穴を開けっ放しにしていると、体内の水分が蒸発して干からびてしまいます。

そのため、必要な時だけ開けて空気を取り込み、それ以外は閉じて水分の放出を抑えています。


腹部気門

"チョウセンカマキリの腹部左側に並ぶ複数の気門 | Multiple spiracles along the left side of Korean mantis abdomen"
腹部の節ごとに1つずつある気門。規則的に並び、体全体で酸素を取り入れます。

これが、お腹の左側の節目ごとにある穴です。

節目ごとに1個づつあります。

お腹にある気門の役割

呼吸のポンプ

カマキリがお腹をヒクヒクと動かしているのを見たことがあるかもしれません。

あれは腹部を伸縮させて空気を送り込み、これらの気門を通じて効率よく呼吸(換気)を行っている動作です。

"チョウセンカマキリの腹部を正面から見た気門の位置 | Frontal view of mantis abdomen showing bilateral spiracles"
腹部を正面から見ると、左右対称に小さな穴が並んでいるのがわかります。

お腹を正面から見ると、両方にあるのがわわかります。

なぜたくさん穴があるのか?

昆虫には人間のような「肺」がなく、気門から入った空気は「気管」という細い管を通じて直接全身の細胞へと運ばれます。

穴がたくさんある方が効率的なんだ。

効率的な供給

体が細長いカマキリにとって、一箇所から空気を取り込むよりも体の各パーツ(節)ごとに空気の入り口(気門)がある方が、酸素を隅々まで素早く届けるのに適しています。


オオカマキリ・メスの気門

"オオカマキリのメスの正面姿と呼吸観察の個体 | Female Tenodera aridifolia mantis observed for spiracle movement"
オオカマキリのメス。愛らしい目でこちらを見つめる姿が印象的です。

オオカマキリのメスです。

こちらを、可愛い目で見ています。

美人で腰のくびれと立ち振る舞いがモデルさんですね。


"オオカマキリの胸部の小さな気門を拡大撮影した写真 | Macro image showing small spiracles on female mantis thorax"
胸の部分に2つの気門がうっすら見えます。空気の出入り口として機能しています。

こちらも、2個うっすらですが非常に小さい穴があります。


"オオカマキリの首の付け根付近にある呼吸器官の動き | Spiracle movement at neck base of female mantis"
首の付け根にある呼吸器官が左右交互に動き、酸素を取り込んでいます。

オオカマキリのメスにも、首の付け根にドクンドクンと動いている器官が左右にあります。


"オオカマキリの腹部側面に見られる小さな気門 | Tiny lateral spiracle on the abdomen of female mantis"
お腹の側面にある非常に小さな穴。肉眼では見えづらいですが、マクロ撮影で確認できました。

そして、お腹の側面に非常に小さい突起した穴が見つかりました。

カマキリが周囲の空気の流れをどのように感じ取っているかは、
「尾毛(びもう)のセンサー機能」 の記事を読むとさらに理解が深まります。


オオカマキリ・オスの気門

"オオカマキリのオスの威嚇姿勢 | Male Tenodera aridifolia in defensive pose during observation"
オオカマキリのオス。堂々とした威嚇姿勢で観察中も勇敢さを見せました。

オオカマキリのオスです。

敵を威嚇して、堂々たる姿が勇猛果敢です。

素晴らしいですね。


"オオカマキリのメスと同様の位置に見られるオスの気門 | Male mantis spiracle located at the same position as female"
メスと同じ位置にあるオスの気門。性別による位置の違いは見られません。

メスと同じような位置にありました。


"オオカマキリのオスの首元の気門の動きを観察 | Observing the pulsating spiracles near male mantis neck"
首元の気門がドクンドクンと動き、まるで呼吸しているように見えます。

オスにも、左右にあってドクンドクンと動いていました。


"オオカマキリのオスの腹部に並ぶ小さな気門 | Series of small spiracles on male mantis abdomen"
腹部の節目ごとに並ぶ気門。すべてが連動して、体全体に空気を送っています。

オスにも節目ごとに、小さい突起した穴が見られました。


ハラビロカマキリ・メスの気門

"ハラビロカマキリのメスのグルーミング姿と気門観察 | Female Harabiro mantis grooming forelegs during spiracle observation"
ハラビロカマキリのメス。グルーミングしながらも落ち着いた様子。気門観察の貴重な瞬間です。

ハラビロカマキリのメスです。

グルーミングをしてカマを綺麗にしています。

きれい好きで、写真写りが女優さんですね。


"ハラビロカマキリの胸部にある2つの気門の拡大写真 | Close-up of two thoracic spiracles on female Harabiro mantis"
胸部にある2つの小さな気門。模様に隠れがちですが、確かに開口しています。

こちらも、模様で見えにくいですが、2つ穴あります。


"カマキリ全種に共通する首の付け根の呼吸器官 | Spiracle organs at neck base common to multiple mantis species"
観察したすべてのカマキリ種で、首の付け根に同様の呼吸運動が見られました。

ここで、紹介したカマキリ全てに、首の付け根にドクンドクンと動いている器官があります。


"ハラビロカマキリの腹部側面に見える気門 | Lateral abdominal spiracle on female Harabiro mantis"
腹部の側面にある小さな穴。空気の通り道であり、生命活動の証でもあります。

お腹の側面に非常に小さい穴が見つかりました。


コカマキリ・オスの気門

"コカマキリのオスの全身姿 | Male Ko mantis with brownish wings observed for breathing system"
コカマキリのオス。小柄ながらも精悍な姿で、枯れ葉のような保護色が美しい。

コカマキリのオスです。

枯れ葉色で、スマートな体が小柄ながらオスの風格ですね。


"コカマキリの胸側にある2つの赤い気門 | Two red-colored spiracles on the thorax of male Ko mantis"
胸部の赤い部分の下にある2つの気門。呼吸のたびに微かに動いています。

コカマキリのオスにも、胸側の赤い赤い部分の下に2つの気門がありました。


"コカマキリの首元で動く呼吸器官のマクロ写真 | Macro photo of moving spiracle organs near Ko mantis neck"
首元の左右にある呼吸器官。小さな体の中でも力強く動き、生命力を感じさせます。

コカマキリのオスにも、左右にドクンドクンと動いている器官がありました。

小さいながらも生きているという躍動感が伝わってきます。


"コカマキリの腹部節ごとに並ぶ小さな気門 | Tiny spiracles aligned on each abdominal segment of Ko mantis"
お腹の節目ごとに並ぶ気門。わずかに突起しており、酸素を全身に行き渡らせます。

コカマキリのオスにも、小さかったですが節目ごとに気門が突起した穴がありました。


それぞれの、下羽の色

お腹の気門を調べると同時に、下羽の色を見てみました。

無理やりに、翅を引っ張り出されるのはイヤそうでしたが頑張ってくださいました。

ちょうせんカマキリ・オスの下羽

"チョウセンカマキリのオスの下羽の色 | Color of hind wings of male Hierodula patellifera mantis"
チョウセンカマキリのオスの下羽。透明感のある薄い褐色が特徴です。

ちょうせんカマキリのオスの下羽の色です。


オオカマキリ・メスの下羽

"オオカマキリのメスの下羽の色 | Color of hind wings of female Tenodera aridifolia mantis"
オオカマキリのメスの下羽。淡い黄緑色が美しく、体全体の色調と調和しています。

オオカマキリのメスの下羽の色です。


オオカマキリ・オスの下羽

"オオカマキリのオスの下羽の色 | Color of hind wings of male Tenodera aridifolia mantis"
オオカマキリのオスの下羽。メスに似た色合いで、淡いベージュ色をしています。お腹の節の数が8つがオスです。

オオカマキリのオスの下羽の色です。

お腹の節の数が8つがオスで、6つがメスです。

メスの模様と似ています。


ハラビロカマキリ・メスの下羽

"ハラビロカマキリのメスの下羽の色 | Color of hind wings of female Harabiro mantis"
ハラビロカマキリのメスの下羽。やや緑が強く、光沢があり鮮やかです。

ハラビロカマキリのメスの下羽の色です。


コカマキリ・オスの下羽

"コカマキリのオスの下羽の色 | Color of hind wings of male Ko mantis"
コカマキリのオスの下羽。薄茶色で枯葉のような質感を持ち、擬態に役立っています。

コカマキリのオスの下羽の色です。


まとめ

カマキリを観察してるとカマで、獲物を捕獲するシーンに目を奪われます。

しかし、ある瞬間にどうやって呼吸をしているのだろうと、疑問に思いました。

そして、偶然になにか肉眼で見える穴があると。

しかし、非常に小さくて見えない穴もありマクロレンズで探して発見しました。

昆虫などは、気門から空気を取り入れて呼吸をしているのだそうです。

人間のように口呼吸、鼻呼吸ではないのですね。

面白い瞬間を過ごせました。

ここまで、読んでくださってありがとうございます。

-カマキリ観察
-