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カマキリの捕食と威嚇のすべて|鎌の使い方・狩りの仕組み・異種間交尾中の行動を実録で解説

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こんにちは。

カマキリは、獲物を待ち伏せして捕獲する狩りの達人です。

獲物が射程圏内に入るとカマを構えて、絶対に獲物から目を放さず長細い脚を横に揺すりながら素早くカマで獲物を刈るという素晴らしい能力を持っています。

獲物を捕らえると直ぐに捕食

イナゴをカマで捕まえると、すぐに口をモグモグさせながら食べ始めます。

あっという間に嚙み砕いて飲み込んでいきます

カマで捕らえたイナゴを頭から、口で嚙み砕いて食事をするオオカマキリのメス
オオカマキリのメスが捕らえたイナゴをカマで押さえ口で嚙み砕いて食事をする様子

カマキリが獲物や外敵を察知する仕組みについては、「単眼(視覚)」の記事も合わせて読むと理解が深まります。


両方のカマで獲物を固定

獲物を必ず、両手のカマでガッチリとホールド
して動けないようにします。

絶対に片手だけで狩りはしません
両手のカマで完璧に捕らえる素早さです。

獲物の隙間などにトゲが引っかかって逃げられないように、素晴らしい能力です。

「オオカマキリが両前脚の鎌でイナゴを固定する瞬間の写真|獲物を逃がさない捕食姿勢」
イナゴを捕らえ、両前脚の鎌でしっかり挟み込むオオカマキリ。鋭いトゲが獲物に食い込み、動きを完全に封じる“捕食者らしい固定姿勢”がよく分かる一枚です。

逃げられる・奪われるリスク

すぐに食べ始めるのは、

  • 獲物が暴れたりする
  • 牙などで噛みつかれるリスク
  • 押さえているだけだと逃げられる
  • 他の捕食者(鳥・クモ・アリなど)に横取りされる

捕まえた瞬間に頭部や胸部から食べて、動けないようにします。


カマキリは足が遅い

逃げた獲物を追跡しません。

理由は明確で、

  • 走行・飛翔追跡に向いた体ではない
  • 追いかける=自分が無防備になる
  • エネルギー効率が極端に悪い

「待ち伏せ型捕食者」だからです。

ただし、まだカマの射程内にいる時はカマを出すことがあります。

カマキリの移動速度

全力で歩いた(走った)としても、
獲物に追いつくのはほぼ不可能です。

かなりゆっくりした歩行

人間でイメージすると、

  • 高齢者の散歩
  • 美術館や博物館を眺めながら歩く速度
  • 早歩きどころか、普通の歩行より遅い

つまり、「全力で走っているつもりでも、人間では“のんびり歩き”」というレベルです。

獲物側のスピードが早すぎる

👉 カマキリが歩いて追うのは、人間が新幹線を徒歩で追う
ようなものです。


異種間交尾中のメスの食事

これは、ちょうせんカマキリのオスがオオカマキリのメスへの異種間交尾中にオオカマキリのメスが、イナゴを捕食する様子です。

異種間交尾は、絶対に成功しないのですがカマキリの捕食への執着はすごいです。

「異種間交尾中にオオカマキリのメスがイナゴを捕食する瞬間|強い食性が表れる珍しい行動」
ちょうせんカマキリのオスが交尾を試みる最中、オオカマキリのメスがハネナガイナゴを捕食している珍しい場面。交尾よりも捕食を優先するカマキリの強い食性と本能がよく分かる一枚です。

卵を作るためのエネルギー

交尾の目的は、卵を確実に・大量に・質よく産むことです。

  • 卵黄・卵殻・卵嚢の泡状物質
  • これらは大量のタンパク質と脂質を必要とします

交尾中は「繁殖モード」に完全に入っているため、食べられるなら、すぐにエネルギー補給をしています。


翅を広げ体を大きく見せて威嚇

鳥などに狙われたり近寄ってくる者や、体に接触すると翅を広げてカマを構えて体を高く構えて威嚇の行動をとります。

とても勇猛勇敢に見えてその姿は、美しくて感動します。

「翅を広げて威嚇姿勢をとるチョウセンカマキリ|後翅を赤く見せて体を大きく見せる防御行動」
近づく気配に反応し、翅を大きく広げて威嚇するチョウセンカマキリ。後翅の赤色を見せて体を大きく見せることで、外敵を遠ざける典型的なディスプレイ行動がよくわかる一枚です。

カマキリが威嚇する理由とは?

  • 背後から、掴まれそうになった時
  • 天敵に襲われそうになった時
  • 自分よりも大きな相手と対峙した時
  • 同種と争う時

じぶんの体を大きく見せる

「自分は見た目以上に大きくて強い相手だ」
と錯覚させ、攻撃を躊躇させるためです。

自然界では、自分より大きな相手を襲うのはリスクが高いためです。

「弱点」を隠し、「武器」を強調する

腹部は柔らかいため狙われやすい弱点です。

  • 鋭いトゲのある強力なカマを敵の正面に向けます。
  • 「ここから先に来たらこの武器で反撃するぞ」という警告になります。

相手を驚かせる(フラッシング効果)

普段は隠れている羽の裏側の鮮やかな色や、目玉のような模様を見せつけます。

  • 突然羽を広げて、鮮やかな色や模様を露出し相手を一瞬ひるませます。
  • 相手がひるんだ隙に、逃げたり反撃の準備をしたりします。

人に捕まる時の反応

カマキリにとって人間は「巨大な捕食者」です。

  • 逃げ場がない時、「戦う意思」を示します。
  • 種類によっては、腹部を羽にこすりつけたり、空気を排出したりして「シャーッ」という音を出すこともあります。

カマキリの威嚇は、無駄な争いを避けて生き延びるための、

命がけの(はったり)なのです。

『MOVE FORWARD』あたりまえの日常を、感動に。「MOVE.eBike」

まとめ

カマキリが獲物を待ち伏せして、射程距離に入ったときのカマを構える姿はドキドキします。

この狩りには、生き残るための本能の全てが集約されていると言っても良い素晴らしいシーンです。

感動と楽しい時間でした。

見てくださってありがとうございます。

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