広告

カマキリのオス・メスの見分け方|腹部の節の数が一番確実!写真で解説

③ 翅(はね)の長さの違い

オス

  • 翅が 腹の先端を越える
  • 体に対して翅が長い
  • よく飛ぶ

メス

  • 翅が 腹の先端に届かない or ほぼ同じ
  • 翅が短く見える
  • あまり飛ばない

④ 翅の「色の見え方」の違い

カマキリは種類によっては、オスメスの翅の色が一緒の色で違いが分かりづらい個体もいます。

ハラビロカマキリは、緑色が多くオスメスの違いが分かりづらいです。

秋になると個体差もありますが、オオカマキリのオスメスは色の違いが見られると思います。

網の上で重なったオオカマキリのオスとメスを上から撮影し、翅の色(オスは褐色寄り・メスは緑寄り)の違いを矢印と文字で示した比較写真
オオカマキリのオス・メスの翅色比較。オスは翅がやや褐色〜茶色寄りに見え、メスは緑色が濃く厚みのある印象になりやすい(個体差あり)。判別は腹部の節数など他の特徴と合わせると確実です。

オス

  • 翅がやや褐色・茶色寄り(緑色は珍しい)
  • 透け感があり、シャープ
  • 全体に「軽い」印象

メス

  • 翅が緑色が濃く、厚みがある
  • 腹部を覆うような配置
  • 「ずっしり」「覆っている」印象

⑤ 触角(しょっかく)の太さと長さ

触覚の長さや太さは、個体差が出やすいです。

網の上に並んだ2匹のオオカマキリを上から撮影し、触角(しょっかく)の伸び方・長さの違いを比較できる写真
オオカマキリのオス・メス判別の補助ポイント「触角の長さ」を見るための比較写真。一般にオスは細長く長め、メスはやや短めな傾向がありますが、個体差もあるため他の特徴(腹部の節数など)と併せて判断します。

オス

  • 長くて細い
  • ピンと前に伸びる
  • 動きが活発

メス

  • やや短く、少し太め
  • 落ち着いた動き

※ これは補助的な判断材料です。


⑥行動の違い(成虫)

オス

  • よく歩く・移動する
  • 落ち着きがない
  • すぐ飛ぼうとする

メス

  • じっとしていることが多い
  • エサをよく食べる
  • 腹部を地面や枝に押し当てる行動(産卵前)

⑦幼虫(若齢)の場合は?

正直に言うと…

初期幼虫では見分けはほぼ不可能です。

  • 腹部の節がまだ分かりにくい
  • 体格差もほとんどない

見分け方の信頼度まとめ

見分け方信頼度
腹部の節の数★★★★★(確実)
体格・腹の太さ★★★★☆
翅の長さ★★★☆☆
尾角(腹端の突起・産卵管の有無)★★★☆☆
お尻のヒゲ(尾毛)★★☆☆☆
触覚の長さ★★☆☆☆

カマキリの性別は、1つの特徴だけで決めるよりも複数のポイントを組み合わせると精度が上がります。

特に「腹部の節の数」を軸にし、成虫なら「翅の長さ」、角度が取れるなら「尾角(産卵管の有無)」で補強すると判定しやすくなります。

体格・尾毛・触覚は個体差が出やすいので、補助情報として確認するのがおすすめです。


まとめ

いつも、カマキリを見る時は大きいサイズがメスで、細くて動きが速い方がオスと思い見ていました。

今回、詳しく観察してみるとお腹の節の数や翅の長さなどで、オスとメスの見分け方が分かりました。

暖かくなって、卵のうから沢山の子カマキリたちが生まれ厳しい自然界を生き延びて大人になった頃にオス・メスの違いを見られると思います。

ここまで、読んでくださってありがとうございます。

-昆虫と自然
-