ピーマンや茄子、シシトウなどに群がる、
グレーのカメムシの集団が凄すぎました。
名前は、ホソヘリカメムシというらしい。

特徴からの判断ポイント:
- 灰色〜黒褐色の体色
- 後脚が太くてトゲ状(特に太腿部が発達)
- 腹部の**左右に白っぽい斑点(帯模様)**が並んでいる
- 頭部がとがっており、**口吻(こうふん)**が長く植物の汁を吸う
- ピーマン、ナス、シシトウなどのナス科作物を吸汁加害することで知られる
まさに、茄子の幹から汁をチュウチュウ吸いまくっていました。

農業への影響:
ホソヘリカメムシは果実の汁を吸うことで、
- **奇形果(くされ果)**を生じさせる
- 成長を妨げる
- 食害痕から病原菌が入ることもある
ピーマンや茄子の葉っぱの裏に、エイリアンのように
卵を産みつけています。
気持ち悪い感じですね。
昆虫界は、たくさんの卵を産みつけるのが
流行りなのでしょうか

そして、たくさんの卵から生まれた子供たちには
驚きと背中にゾォゾォーっとするなにかがはしりました。


もう、エイリアンの世界です。
少し大きくなると下の写真のように幹から
汁をチュウチュウ吸ってピーマンや茄子を弱らせて
しまいます。

防除方法:
- 雑草をこまめに除去(越冬場所になる)
- 黄色い粘着トラップで成虫の発生確認
- 被害が多い場合は農薬の使用を検討(地域の農協などで適合薬剤を確認)
農薬などを使用するのがダメで
根気のある方は、毎日手で駆除するのも良いと思います。
まとめ
初めて、家庭菜園などで茄子やピーマンを作ってみると
いろいろな害虫が野菜に寄ってきて
ビックリしますよね。
まだまだ、いろいろな野菜に群がる昆虫がいて被害を
出しています。
こまめに、葉っぱの裏や幹などを観察すると
見つけてしまいます。
まだまだ、野菜にとっては
他にも害虫がいます。
今回は、ピーマンや茄子に群がる
ホソヘリカメムシの紹介でした。