本棚の奥にずっと眠っていた一冊の古い本を、ふとしたきっかけで開いてみました。 それは、私が若いころ…阪神競馬場や中京競馬場へ数回足を運んでいた時代、まだ新聞を片手に馬柱を追っていた頃に買った種牡馬カタログでした。 ページをめくると、一頭の黒鹿毛のスタリオンが堂々と立っていました。 ――ブライアンズタイム。種付け料 1200万円 と大きく印刷されたその数字に、思わず「こんなに高かったのか」と胸の奥が熱くなりました。 おそらくこの数字は、受胎時の条件などで変わってくると思います。実際の取引は受胎条件や時期、牝 ...