kouta

こんにちは。 当ブログに来ていただきありがとうございます。 1967年生まれの、57歳のオジサンです。 宮崎県在住。 両親の介護をしながら、 深夜にブログに向かって悪戦苦闘しています。 色々な新しい発見や、 知りたい事などを載せていこうと思います。 良かったら、見てくださいね。

「低温環境でもゆっくりと触角を動かす大型トビズムカデ」

『トビズムカデの冬の過ごし方 ― 大型と小型で異なる“半冬眠モード”の生態を観察して』

こんにちは。 冬が近づくと、飼育しているトビズムカデの動きがゆっくりになり、ときにはほとんど姿を見せなくなることがあります。 瓦を持ち上げてみると、触角をゆっくり動かして反応する大型個体。体はしっかりしており、健康な冬の状態です。 今回は、私の飼育環境(気温7〜10℃前後)で観察した大型個体と小型個体の“冬の行動の違い”をまとめてみました。 トビズムカデは冬にどう過ごす? 半冬眠(冬眠前の低活動状態)になってしまうんです。 これは、10℃前後のときの状態です。 夜の7時過ぎから出てきて瓦の上で休む姿を見か ...

青空の下で長く垂れ下がるノダフジの花房。淡い紫色の花が春風に揺れている。

『ノダフジ ― 鬼滅の刃に登場する“鬼が嫌う花”はなぜ特別なのか』

こんにちは。 春になると、春風に揺れる紫の藤の花が美しくて 感動します。 天気の良い青空と美しく垂れ下がる姿は 日本を象徴する花のひとつで綺麗です。 青空に映えるノダフジの花房。春風に揺れる紫は、日本の春を象徴する美しさを持つ。 この花をみると、アニメ『鬼滅の刃』で“鬼が嫌う花”として登場したことで、 なぜ、鬼が嫌うのだろうと思います。 なぜ藤の花が「鬼除け」の象徴として描かれたのでしょうか? ノダフジとは ― 日本を代表する藤の花 平安時代から続く「高貴な花」 紫は古代日本で最も高貴な色とされました。藤 ...

かわいいカマキリのキャラクターイラスト|笑顔でポーズをとる緑色のカマキリ

『カマキリの祖先はどんな生き物?ゴキブリとの意外な関係と進化の歴史』

こんにちは。 カマキリを見ていると、ふと思ったことがあります。 草むらで見つけた一匹のカマキリ。ここから「この虫の祖先はどんな姿だったのか」という興味が湧いてきました。 カマキリの祖先はゴキブリなのか? 実は、ゴキブリ型の昆虫から進化した事が分かっています。 いとこ、みたいなものでしょうか。そして、今の姿に似たプロトファスマになったといいます。 恐竜ほどではなくても 大型の姿だったのか興味がつきませんでした。 ワクワクしながら調べてみました。 古生代にいた“ゴキブリ型の昆虫” カマキリの祖先をたどると、 ...

飼育中のムカデが夜に瓦の上でじっと休む姿。温度・湿度に合わせた行動の一例

『夜、ムカデが瓦の上でじっとする理由 ― 飼育下で見られる不思議な行動を観察して』

こんにちは。 いきなりムカデが出没すると、ドキドキ もう飛び上がるぐらいに恐怖を感じる方もいると思います。 ムカデの毒の強さと 噛まれた時の痛みは凄すぎます。 夜になると瓦の上でしばらく休むムカデ。温度や湿度の変化に合わせて、安心できる場所を選んでいると考えられる。 これは、飼育しているトビズムカデです。 体長、約13cmほどの元気な個体です。 夜になり、夜の7時ごろに暗い部屋の灯りを つけると瓦の上で、休んでいる姿を よく見かけます。 🐛 ムカデが瓦の上で休む理由 ① 温度調整(サーモレ ...

交尾後に産卵したオオカマキリの有精卵と思われる卵嚢。形が整った正常な卵のう。

カマキリの卵嚢は有精卵と無精卵で何が違う?形と色でわかる見分け方【実例写真つき】

オオカマキリの交尾行動。大型のメスの背中に小型のオスがしがみつくように乗り、慎重に交尾を行っている様子が確認できる。 卵は、形・色・重さ・内部の影の有無で「有精卵」か「無精卵」かを高確率で見分けられます。 この写真は、交尾から1週間後の産卵の様子ですが黄色い卵の中身がよくわかります。 オオカマキリの産卵行動。交尾後約1週間を経たメスが、腹端から泡状の分泌物を分泌し、卵を包み込むように卵嚢(らんしょう)を形成している瞬間。 【オオカマキリの卵嚢】交尾前と交尾後では形がまったく違う まず最初に、交尾の有無で卵 ...

無声映画の世界 ― スクリーンの光に浮かぶ俳優たちのしぐさと表情の美しさ

🎬 無声の芸術:チャップリンからMr.ビーンへ

― 言葉を超えて笑いと感情を伝える世界 ― 皆さん、こんにちは。 幼いころに、ふとテレビをつけると白黒の映像。 面白い動きをするおじさんというか、何というか リズミカルな音と、そんな映像を見て 声がしない無声の世界は、幼かった私には 理解しがたいものでした。 音のない映画が、表情と動きだけで人々の心を揺さぶっていた時代。想像力がスクリーンを満たしていた。 提供元:pexels  カメラマン:Gülnihalce チャップリンの帽子の傾け方、 トムとジェリーの追いかけっこ、 Mr.ビーンの奇妙な顔芸。 それ ...

冬の木陰に咲く八重咲きのツバキ。赤い花びらが幾重にも重なり、冷たい空気の中で静かに輝いている。

冬椿 ― 静寂の中に咲く、ひとひらの温もり

皆さん、こんにちは。 家の裏に咲いていた冬ツバキの花。 ちょうど1月の冬の昼下がりの日、 風は少しだけ、冷たいけど暖冬で日差しが暖かく そんな時に、目に入った 庭の片隅で、 凛と咲く一輪のツバキに目がとまりました。 ほとんどの花が眠る季節に、 まるで炎のように赤く、 静かに佇むその姿。 冬の静寂に、ひとひらの温もり。 ツバキは、寒さの中で命を燃やしている。 雪にも霜にも負けず、 やさしく、 それでいて誇らしげに咲くツバキは、 冬の光の中で小さなぬくもりを灯していました。 その花を見つめていると、 寒さの奥 ...

緑の苔の上に咲く真紅の彼岸花。細く伸びる花弁が放射状に広がり、秋の光の中で静かに輝いている。

秋彼岸 ― 命を照らす赤い花、彼岸花の詩

皆さん、こんにちは。 この、彼岸花は家の横の小竹を壁の代わりにして その下に土手に咲いていた彼岸花を 秋の代表的な花のひとつで、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)とも呼ばれます。 秋の陽ざしがやわらかく傾くころ、 それは、夏の終わりと秋の始まりを 告げる花――彼岸花。 命は炎のように、静かに燃える。 彼岸花は、その赤で季節を照らしている。 毎年この季節になると、 何も言わずに現れては、 やがて静かに消えていきます。 その姿は、まるで命の循環を知っているかのようでした。 🌿 基本情報 学名:Lyco ...

初夏の風にそよぐ野のキキョウ。紫の花びらが陽の光を受けて透けるように輝き、草の間で静かに揺れている。

初夏の風に揺れるキキョウ ― 紫の星が咲く野の詩

皆さん、こんにちは。 この紫色が綺麗な小さな花を見たとき えっ おそらく毎年、咲いていたはずなのに 覚えておらず素通りしていたらしく 気づいて初めて、綺麗さに感動しました。 初夏の風が通り抜ける野辺で、 ひときわ静かに咲く紫のキキョウ。 空を映したような青紫の花びらが、 風にゆれながら陽の光を受け、 小さな星のように輝いています。 風が通るたび、紫の星が揺れる。 キキョウは空の青を映しながら、野に詩を咲かせている。 その姿は、にぎやかな花々の中で ひっそりと自分らしく咲く強さを感じさせるもの。 静かな美し ...

シダの葉の影の中で、柔らかな光を受けて咲くベゴニアの花とつややかな葉の質感

「木漏れ日の中で咲くベゴニア ― シダと共に彩る半日陰の庭」

こんにちは。 毎年、家の玄関の斜め横に設置してある 水道の蛇口の下で咲いていたベゴニア。 ふと、足を止めると まわりを囲む繊細なシダの葉が、 その鮮やかな花色をやさしく引き立てています。 光と影がやさしく交わる場所で、ベゴニアが静かに息づく。 シダの葉が揺れ、森の空気がやわらかく香る。 すぐに、手元にあったスマートフォンでプロの写真家に なった気分で撮影しました。 ベゴニアは日陰にも強く、 季節を問わず庭を彩ってくれる頼もしい花。 湿り気を好むシダとの相性も抜群で、 半日陰の場所に自然な調和を生み出します ...