このピーンっと、棒立ちした生物は
いったい何なのか?
見つけたときには、2㎝弱の非常に小さく
動きが尺取虫のように動き、何か危険を察知すると
棒立ちして動かなかったのですよ。

ナナフシについて
- 木の枝や草の茎に擬態する昆虫で、天敵から身を守るために非常に優れたカモフラージュ能力を持っています。
- 成長すると体長は10cm以上になることもあります。
- 草食性で、葉などを食べます。
✅ ナナフシの幼体(特にナナフシモドキの若齢個体)
下の写真の、どこにいるかな?

- 歩き方が尺取虫に似ている:ナナフシの幼体は脚の数が少し目立ちにくく、動きも遅く尺取虫的に見えることがあります。
- 体長が2cm弱で棒状:ナナフシの孵化直後~数齢までは2cm以下のサイズで細長い体型。
- 「危険を察知すると枝のように静止」:これはナナフシの代表的な擬態行動です。天敵から見つかりにくくするために、完全に動きを止めて枝に擬態します。
- 生息環境:宮崎県の山沿いなど草木の多い場所は、ナナフシの自然な生息地です。

しっかりと、枝を掴んでいますね。

注意点:
- ナナフシの仲間は柔らかく、取り扱い注意です。
- 手にとっても毒はなく、無害な草食昆虫です。
まとめ
初めて、見つけたときには
動きが、尺取虫のように動いていましたので
わからなかったのですが、棒立ちしたときには
なんだぁ、と感心して眺めていました。
調べてみると、ナナフシモドキの幼体ということです。
わずか2㎝弱の小さい身体で
一生懸命に身を守るために枝に似せて棒立ちした
生きる姿は素晴らしいの
驚きと感動です。